犬の獣医になって稼げる平均的な金額

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犬の獣医になって稼げる平均的な金額

子どもにも人気の獣医師の仕事ですが、年収はどのくらいなのでしょうか。高収入のイメージがありますので、学費がかなりかかったとしても、なりたい職業の1つとなっています。とはいえ、年収にはかなりの幅があるというのが現実です。

小さな臨床病院で、働き始めたばかりの医師と、独立開業して成功している医師では、年収に相当の差があります。平均的な年収は、40歳で600万を超えるくらいと言われていますから、サラリーマンと同じ、もしくは、少し高いくらいの金額であると言えるでしょう。

年収は高いとしても、犬や猫などの動物を扱う医師ですので、ハードですし、労働時間も長いことも覚えておきましょう。

一昔前まで、開業医は儲かっていました。約15年くらい前まではどこの病院も大差はなく、規模にもよりますが年収1,000～2,000万円前後稼ぐことができたようです。当時でもカリスマ獣医師と呼ばれる医師は、年収3,000万円以上の方もいたようです。

しかし、現在では、ペットブームにのり、動物病院も増えているため、儲けはあまりないようです。特に動物病院が密集している地域では、一軒当たりの稼ぎが減ってしまうので、患者さんを獲得するために激戦となっています。

そのため、経営負担となりつぶれている動物病院もでてきています。このような現状をみると、上記でみたような年収の現状を理解することができます。

何を基準に儲けをはかることができるかは各個人異なりますが、獣医師は人間の医師と比べると確実に稼ぎはありません。動物病院の料金は院長の裁量で決まりますが、ワクチンやフィラリアなどの予防接種は、近隣の動物病院と足並みをそろえて金額を設定しています。

しかし、病気の場合は、各病院ごとも検査料金や治療費が異なっています。また動物病院の開業には、病院を建てることや機械を揃えること、スタッフの生活を成り立たせることなど出費もかなりあります。

それらを考慮にいれると、開業医はあまり稼ぐことができません。しかし、犬など動物を愛しているなら、好きなことを仕事にすることができているので苦にはならないでしょう。

獣医師になりたいという人は多く、人気の仕事です。平均的に稼げる年収はどのくらいなのでしょうか。サラリーマンと同じくらいか、少し高い600万円を超えるくらいとのことです。